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ヤサオタnote

野菜オタクが本気で検証!野菜のあれこれ

  1. れんこん三兄弟へ直撃取材!後編~れんこんが出荷されるまで

れんこん三兄弟へ直撃取材!後編~れんこんが出荷されるまで

茨城県稲敷市にあるれんこん三兄弟さんへ
取材に行ってきました!!

今回のヤサオタは、その後編!

れんこんが出荷されるまでをレポートします。

 

前編では、れんこん収穫について。
もうてんやわんやの楽しい体験でした!

≫前編の記事はこちら↓

 


 

ステキな宮本さん


今回の私たちの取材にご対応くださったのは、この方!

▲株式会社れんこん三兄弟 代表取締役 宮本貴夫さん

社名となった「三兄弟」の一人でもあります!
本当に丁寧に優しく説明してくださいました、素敵な宮本さん♪

れんこんに対する深い知識だけでなく、歴史のことでも何でも答えてくれる、誠実で笑顔いっぱい博識なお方です!

れんこん三兄弟ストーリー


「れんこんの穴から未来が見える」

宮本さんのおうちでは、先代からご両親が農家をされていたそうです。その中でレンコンも栽培されていました。

宮本さんは、すぐに農家になったわけではなく、もともとは体育教師!ですが、いずれ実家へ戻り家業を引き継ぐことを考えていたそうです。

平成22年にレンコン部門を独立させ、男3人兄弟で起業。その名も、「株式会社れんこん三兄弟」!

現在では12ヘクタール(東京ドーム3個分)を
スタッフ10人で管理するほどに拡大しているそうです。

新たな農業にチャレンジするため、出荷スタイルを従来の市場出荷だけでなく、多くの飲食店・小売店・直売所など、幅広く営業されています。

れんこん三兄弟のこだわり

春夏・秋冬と季節に合わせて栽培しているレンコン。

蓮根の生育曲線に沿って、その時々に最適な肥料や水質、土壌づくりを心掛け、レンコンが一番おいしくなる配合を調節しているそうです!


夏にはシャキシャキなれんこん。
冬にはホクホクのれんこん。

そんな風に出荷できるよう、れんこん三兄弟さんではさまざまな工夫をされているんですね!
季節ごとの味や歯ごたえを楽しんでみたいですねー♪

そんな宮本さん、現在ではシェフや食のプロの方々と顔が見える農業を実践しているとのこと。

…やっぱり素敵です!

私たちフードメッセンジャーも、れんこんの魅力や美味しさを、多くの人達に伝えていきたい!

宮本さんのお話しをうかがって、そう心から感じました。

 

 

出荷までの流れ


前編では、収獲の仕方をお伝えしましたが、出荷まではどういう作業があるのでしょうか?

いよいよ出荷までの流れをレポートします!!

 

こちらが出荷直前のレンコンたち。


水の中で掘り起こして、どうやってここまで箱詰めするのか…想像もできない!
スーパーで見ているのは、袋やパックに入れられているけど…。

 

宮本さんに出荷までの流れを教えていただきました。

 

出荷作業やってみた!


さっき私たちが掘りあげたレンコンで、出荷までの作業を体験させていただくことに!

これまた本当に貴重な体験!!

 

◆身支度


まずは作業に入る前に長靴に履き替えます。

そして、ワンタッチで着れるゴム製エプロンを装着!


このエプロン、腰の部位に強力なバネが入ってるんです!
すぽっと腰に巻きつける感じ♪

「普通のエプロンとは違って、作業中でもズレ落ちることなく安心して仕事ができるんですよ」と、宮本さん。

みんな身支度できました!



◆洗浄


手作業と機械で、レンコンに付着した泥を落としてキレイにします。

まずは、手作業から。

前編で、次回予告として登場したこの曲がった包丁!


この包丁は、レンコンを綺麗にするアイテム。
節に生えている黒い根を、取り除くのです。

宮本さんのお手本!

キュルキュル!
っと職人技で、みるみるきれいに!!

レンコンの節に刃をあて、包丁のカーブに沿わせて回します。
余分な根や傷んでいる所を切り落としていくんです。

なるほど~
丸い形のレンコンを効率よく作業するために、
こんな刃の形状になっているんですね!

節にあったいらない芽も切り落としていきます。
すると…
宮本さんの右手に注目!

見えるかな?!↓
れんこんからビヨーンと伸びる、糸!

これは蓮根の強力な繊維質!!

「わーーー!」と一同。

実際に触れさせてもらいました!

想像よりベトベトしてない!
蜘蛛の糸のように細いですが、手芸用の糸を限りなく細くした気持ちいい触り心地です。

宮本さん「このレンコンの繊維を使用して、実際に茎から糸にする技術もあるんですよ!」

東南アジアの国では生地にしてマフラーやジャケットを製造しているんだそうです。

レンコンの可能性はまだまだ未知ですね!

 

早速、私たちも洗浄作業に挑戦!
手作業で根を取り除いていきます。

宮本さんはあんなにサクサクやっていたのに、これがまた難しい!
やっぱり職人技!!

節がキレイに取り除けたら、機械に入れて洗浄です。

機械を通ったレンコンは、
向こう側のプールへ。

プールに入ったレンコンをさらに、人間の手で確認しながら洗い流します。

大きくフワフワなスポンジで♪
優しーく、丁寧に!

きれいになってきました!

仕上げに高圧のミストシャワー!

全体を洗い流して、
ピカピカなレンコンの姿に!



◆選別

綺麗になったレンコンはこのように並べて、選別場へ。

断面にそれぞれの個性があって
なんだかかわいい~!!

野菜の断面をこよなく愛す
野菜LOVEなヤサオタメンバー(笑)

激写しながら「カワイイー!!」を連発

サイズ別に選別します。

 

◆箱詰め


選別したレンコンを箱詰めしていきます。

れんこん三兄弟さんのダンボールは、とってもオシャレ!

ロゴマーク、れんこんの穴の部分が「3」になっているんです♪

そしてそして!!
段ボールの中、茶色と思いきや…

なんと白!!

なんで白なんですか?と聞くと

宮本さん「レフ板効果です♪」

れんこんをより白く美しく見せるために
白で光を反射させているんですね!!

「開けた時、ワクワクしてほしい」
と、段ボールにまでこだわる宮本さん。

さすが!
演出上手ですよねー!

どこまでもお客様が喜ぶことを考え
計算され尽くしている~!!

ちなみに段ボール出荷は冬場。
夏場は発泡スチロールの箱なんだそうです。

 

◆出荷

箱詰めが終わったら、いよいよ出荷準備。

れんこんはイモ類とは違い、寝かせると美味しくなるわけではないんです。
新鮮であることのほうが重要!

検品をして、新鮮なものを出荷していきます。

こうして、たくさんの人の手と努力により、レンコンが私たちの元へ届くのです!


ここまでの道のりを知ると、ありがたさが身にしみます。

美味しいれんこんを届けてくださる宮本さんたち生産者に感謝です!!

 

 

れんこんってこんな野菜


ここで宮本さんから
レンコンの豆知識。

レンコンには上下があるって知ってました?!

葉が生えてくる方が上側
なんですって!

よく見るとレンコンの形は、
ただの円柱ではないとのこと!

知らなかった!!
みなさんも観察してみてください。

 

美味しく食べるには?Q&A


宮本さんに、おいしく食べるための情報を聞いてみました!!

鉄則はコレ!

レンコンは新鮮なうちに食べる!

 

Q.春夏物と秋冬物でれんこんの味に違いはあるの?


A.少し食感や味に違いがあります!


春夏:みずみずしく、シャキシャキ
秋冬:しっかりした食感で、ホクホク

味のバランスが一番とれているのは9~10月ですが
時期ごとに味の違いを試すのも楽しいですね!

▲初夏に咲く蓮根の花

Q.れんこんはあく抜きが必要?

A.必ずしも必要ではありません!


特に新鮮なものは、あく抜きせずに美味しく食べられますよ!
ぜひ色がきれいな新鮮なものをGETして!

色の変色や、粉っぽさが気になる場合はあく抜きを。

 

 

宮本さん直伝&ヤサオタメンバーイチ押し

おすすめの食べ方


レンコンはきんぴらや煮物だけではありません!
新鮮なものは、素材の味を楽しみたいですね♪

れんこんピザ

野菜のピザなのでヘルシー♪

れんこんのお味噌汁

すり下ろしたれんこんを入れるのがポイント!

れんこんしゃぶしゃぶ

れんこんを薄くスライスしてしゃぶしゃぶに

ここまで読んで下さった読者の方は、
レンコンが食べたくなってきたはず!

ぜひみなさんも、収穫時期の特徴をあじわいつつ、様々な調理法でレンコンを楽しんでみてくださいね!

 



それでは今回の取材の最後に、
一緒に記念撮影!

 

れんこん三兄弟の宮本さん、
本当に貴重なお時間をありがとうございましたー!!

 

れんこん三兄弟のれんこんは、365マーケット編集長の藤田さんが、「レンコンってこんなにおいしいものか!」と初めて気づかされ、感動したレンコンだそうです。

365マーケットの「食育マルシェ」を導入している企業さまでは、オフィスで購入することもできるそうですよ♪

 

私もまたこのレンコン、食べたい!!
本当においしい蓮根との出会いに感謝です!

それでは次のヤサオタもお楽しみに~

 

 

フードメッセンジャー:加野 有美(かのゆみ)

調理師

”食”を通じて、おいしく・楽しく・健康に!する食育料理家

野菜を使用した健康で美味しい料理のレシピ提案や、調理を特に得意としています!大学卒業後から現在まで、食に携わる仕事を経験しており、飲食業界での販売や接客、執筆ももお任せください。 調理に関してはパン、製菓、珈琲など幅広く応可能です。 料理教室を主宰し、食育を通して子どもから大人まで、より多くの方が人生をイキイキと豊かな食生活が送れるよう活動しております。自身がアレルギー、妊娠糖尿病を患った経験から、野菜や薬膳の観点から「食」を通じた健康的な提案ができます。

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