食オタ|食の資格者コミュニティ

赤・緑・黄色【カラフルなお肉】は作れるか?7種の調味料で試してみた

食オタnoteの他メンバーの記事は、
みんな写真がとってもカラフル!

一方で、わたし肉オタの記事写真はというと?

全部茶色…(涙)。

私もお肉でカラフルな写真が撮りたい!

ということで今回は…

\カラフルに色づくお肉は作れるか?/

色とりどりのお肉を目指して!
挑戦してみたいと思います♪

牛ホルモンで赤・黄・緑に挑戦!


目指すのは赤・緑・黄色に色づくお肉。

どんな材料がいいかな…?
と、まず揃えたのはこちらです!

■お肉
・牛ホルモン

■赤色材料
・パプリカパウダー
・トマトソース

■緑色材料
・しそ葉
・バジルソース

■黄色材料
・ターメリックパウダー
・サフラン

まずは牛ホルモンを使って挑戦!
なぜ「牛ホルモン」かというと…。

色が白くて材料が染み込みそうだから。

◆準備

カラフルな材料に「漬け込み」して、
色を付けようと思います!

では漬け込み用の
各色材料を準備していきましょう!

◆漬け込み後

冷蔵庫から出してみました!
昨夜とあんまり変わっていないような?

一色ずつ見ていきましょう。

◆赤色ホルモン 

まずは赤色群。

左がトマトソース
右がパプリカパウダーペースト

色のつき具合はパプリカの方が濃い!
でもどちらも見た目がキムチっぽい(笑)

◆緑色ホルモン 

続いて緑色群。

左がしその葉ペースト
右はバジルソース漬け

しそは濃い緑ですね!対してバジルソースの方はサラッと。
バジルの色味が移っていないのかも。

◆黄色ホルモン  

最後は黄色群。

左がターメリックパウダーのペースト
右はサフランの戻し汁につけたもの。

粘度があってしっかり絡んでいるのは
ターメリックですね。

ただ、サフランの方も発色が良いです。

◆焼いてみよう


加熱してもこのままの色を保てるのか?
フライパンで焼いて試してみましょう。

弱火でひっくり返しながらおよそ7~8分。
脂がじわじわと出てきたら焼き上がり。

◆赤色ホルモン

まずは赤色の2種類。

写真では伝わりにくいのですが…
バチバチとかなりハネます!
これは危険です(汗)

◆緑色ホルモン

黄色の2種類も。

キッチンペーパーで拭き取ったのに
サフランのホルモンもハネるー!

◆黄色ホルモン

緑の2種類も焼いてみました。

バジルソースのホルモンはそんなにハネませんね。
オリーブオイルでコーティングされているからかな?

しそペーストの方は水分と脂が反応してバチバチ!
これは後片付けが大変そうだ…(涙)

◆焼き上がり

完成です!
色味はどうでしょうか?

おー!
なかなか良い色合いではないですか?

◆食べてみた

実際に食べてみましょう!
色・香り・味を見ていきます。

赤色ホルモン

◆トマトソース

:焼くと少し色が抜けた
香り:トマトの良い香り、お肉に合う
:おいしい、普通に食べられる

◆パプリカパウダー

練ったパプリカパウダーで作った
ペーストに漬け込んだものです。

:濃い赤色がバッチリ残っている
香り:苦いような香り
:苦くてまずい!焼いたパプリカの焦げ部分を食べているような印象

黄色ホルモン

◆ターメリック
ターメリックパウダーで作ったペーストに漬け込んだもの。

:濃い目の発色
香り:食欲をそそる
:苦味ありまずい。粉っぽさが口に残る

◆サフラン
こちらはサフランの戻し汁に漬け込んだもの。

:明るい発色、キレイ
香り:サフラン特有の刺激臭
:独特な香りと甘みが強く食べにくい

緑ホルモン

◆バジルソース

:薄い緑色、あまり色づかない
香り:食欲をそそるバジルの香り
:もともとパスタと和えるソースだからか、文句なしにおいしい!

◆しそペースト

:濃い緑色、発色良し
香り
:ツンとしたしそ特有の香り
:苦味はある。が、しその刺激が好きな方には良さそう。

しそペーストはバジルソースと同様に、にんにくや塩、ごま油の量などを調整すれば…お酒にも合いそうな味です!

◆カラフルホルモンまとめ

ここで牛ホルモンを使ったカラフル肉づくりの実験結果をまとめてみましょう。

①漬けホルモンの調理はハネる
→危険!
ヤケドの可能性があるのでおすすめできません。
その他の調理法ではどうでしょうか?

ゆでる?
色が落ちそう。却下。

蒸す?
同じく!却下。

低温調理
内臓系のお肉なので、しっかり加熱できているか心配…。
結局、ホルモンを使うことからは離れた方が良さそうです。

②味付きの調味料を使うべし

→スパイスパウダーを水で練ったものは、発色は良いものの、食べてもおいしくありません。

味がすでに完成されたソース類で漬け込んだ方が、おいしく味わえそうな気がしますね。

カラフル鶏肉にトライ!


牛ホルモンの結果を踏まえて再度挑戦!

今度はこちらでやってみます!!

鶏むね肉!!

ハネる牛ホルモンの代わりに、色の白い鶏むね肉を使ってみましょう。

薄くそぎ切りにして、色や味が染み込むようにします。

◆何を漬け込む??

先ほどの結果、おいしくできたのは…

トマトソース
バジルソース
???

ソース類を使うと美味しく食べられるとわかりました!

黄色は2種類とも微妙な出来…。

ターメリックやサフラン単体だとスパイスの味が強すぎておいしくないんですよね。

ということは…
カレー粉を使えば良いのでは??

粉に塩と砂糖を混ぜて、水で練って鶏むね肉と漬け込んでみましょう。


◆赤・黄・緑の鶏むね肉に挑戦!

そぎ切りにしたお肉をわけて赤・黄・緑の3色漬け込みます。

調味料は先ほどの実験結果を踏まえ味付きのソースで試してみます。

冷蔵庫で一晩置いたものがこちらです。

鶏むね肉なら脂肪分が少ないのでハネないかも?

調理法は【焼く】と【低温調理】2種類を試してみました。

◆焼く

先ほどと同じように弱火でひっくり返しながらおよそ7~8分。

油ハネせずに調理できています!

低温調理

ホーロー鍋にお湯を沸かし、沸騰したところで火を止めます。
保存袋に入れた鶏むね肉を投入。

熱で穴が空くので、100℃まで耐熱できる保存袋を使っています。

この時点でおよそ70~80℃。
すぐ鍋のフタをして、30分ほど放置したら完成です。

◆完成!

出来上がったものを見てみましょう!

焼き

まずは焼いた鶏むね肉が
出来上がりました!

焼き色がついてしまいましたが、なかなかの色合いです!

問題の黄色。
カレー粉に変えてどうでしょうか?

ターメリックパウダーほど良い発色ではないものの意外にキレイに仕上がっています!

食べてみると、まるでタンドリーチキン(笑)

焼いているので香ばしさもあり♪
調理も簡単で、色々な味のチキンソテーが楽しめます!

低温調理

続いて、保存袋に入れておいた低温調理の鶏むね肉は?

こちらは焼いたものよりも全体的に淡い色合いですね。

並べてみるとこんな感じです。

香りが良いのは焼いた方です。
柔らかさがあるのは低温調理の方。

うん!美味しい!!

食べながら「何かに似ているな」と。

思い出しました!

そう!!!

これは「サラダチキン」!
そっくり!!!

他メンバーの華やかさに負けないカラフルなお肉を作りたい!

と始めたこの企画。

最終的に…

多大なる時間をかけてサラダチキンを作ったということになりました(苦笑)

でも、カラフルなお肉作りはとても楽しかったので良いのです!

まとめ

それではここで、最終的な結果を~。

カラフルなお肉をするには?

どんな肉が良い??
→赤みのある牛・豚よりも、色が白い鶏の方がおすすめ。
また、ホルモンよりも鶏むね肉の方が簡単に作れる

味付けは?
→スパイスなど単体よりも、それひとつで味が決まるソースなどを使った方が簡単&おいしい!

今回使った調味料のほかにも、

赤:キムチの素 
黒:練りごま

などを使うのも良さそうですね♪

※ホルモンを調理する際は油ハネに気を付けてくださいね!


今回の食オタnoteはいかがでしたか?

カラフルで楽しい&おいしいので、
おもてなしの時にも良いかも☆

みなさんもぜひ、さまざまなカラー&味を探してみてくださいね~!

次回もお楽しみに♪