PAGE TOP

NOTE

ヤサオタnote

野菜オタクが本気で検証!野菜のあれこれ

  1. 生芋から自家製こんにゃく作りに初挑戦!

生芋から自家製こんにゃく作りに初挑戦!

banner12

ある日突然、我が家にやってきました。
みなさん、コレ↓ 何だかわかりますか??

IMG_5700

そうです!
コンニャクの原料「こんにゃく芋」!!!

こんなゴツゴツした芋から
あのプルンとしたコンニャクができるなんて
想像できないですよね〜!

こんにゃく芋の畑での様子は、
こちらの記事を見てみてくださいね♪

手作りこんにゃく

…って。
初めて手にしました、こんにゃく芋…!!!!!

どうしよ(笑) コンニャクって、お家でも作れるんでしょうか〜?

こんにゃく芋に含まれる “グルコマンナン” という成分が水に溶け、
アルカリと反応することで固まり、
ぷるぷるのこんにゃくになるそうです。

「生芋から作る自家製こんにゃく」 美味しそうな響きですよね〜♪

うん。 野菜オタクとしては、やってみるしかない!!
ということで、 今回の野菜オタクNOTEは

蒟蒻芋(コンニャクイモ)から こんにゃく作りに初挑戦!!です!


手作りコンニャク、
いろんな作り方があるみたいですね。
どうやら

1.固める凝固剤を何にするか?
2.水の分量はどのくらいにするか?
3.芋を茹でてから擦るか生から擦るか

この3つがポイントになるようです!
今回は 凝固剤 に注目してみました。

「凝固剤」には、下のような種類があります。

UDAT8957

・炭酸ナトリウム(精製ソーダ)左上
・水酸化カルシウム(消石灰) 右上
・炭酸水素ナトリウム(重曹) 

こんにゃく作りに使われるのは 主にこの3種類みたいですね。

まずは、凝固剤探しへ!
おっ、あっさり 近所のスーパー、製菓コーナーにて発見!
意外と身近にありました。

IMG_5999

炭酸水素ナトリウムって書いてありますね。
これでやってみましょう♪

1回目

こんにゃくの基本の作り方は

1)芋を擦って
2)凝固剤で固めて
3)茹でてあく抜きして、完成!

まずはこんにゃく芋を洗いまーす
知ってました!?
こんにゃくのあの黒い粒って 芋の皮なんですって!!!!

皮をたくさん残せば、

黒い粒が多く 皮をキレイにむいてしまえば、
白いこんにゃくになります。

今回は、 このくらい残してみようかな?
半分に切ってみたら

IMG_5708

中は真っ白〜〜
今回は500gでやってみます!

一口大に切って計りへ。

IMG_5713

50℃のぬるま湯を2500cc準備します。

IMG_5886

2500cc!?

結構お湯使うんですね!!
はかったコンニャク芋とぬるま湯を

ミキサーに入れて撹拌します。    

IMG_5888

一度に全部は入りきらないので
3回くらいに分けて撹拌したほうがよさそうですね
鍋に入れて、

IMG_5727

火にかけながら練っていきます
焦げ付かないように混ぜ混ぜ〜    

IMG_5765

目が離せないので意外と大変です!
水っぽくてダマも残ってるけど… これで大丈夫かな…?

ちょっと心配ですが、とりあえず続けます。
凝固剤を溶かしておきます。

50ccの熱湯 炭酸水素ナトリウム(重曹)20g

溶かした凝固剤を一気に入れて… 素早くかきまぜる!!

IMG_5789

「素早く」がポイント! カメラ撮ってる場合じゃないんだけどー(笑)
のりのようになってきたら タッパーに入れて、20分くらい放置。

IMG_5803

なんかきれいじゃないですか?!
こんにゃくっぽい!

いよいよ仕上げ!
沸騰したお湯の中に入れます

IMG_5973

んー。 結構やわらかいぞー 茹でると固まるのかな?
30分くらい茹でると灰汁(アク)がぬけ
おいしいコンニャクになる…、はず!!

うわっ!
なんかブヨブヨ分離してきちゃいました〜〜! 

IMG_5833

ガ〜〜〜ン!!!
粘り強く茹でてたら、 まとまってはきたけど…  

IMG_6101

こんにゃくというより、
しらたきに近い!?

カットして無理やり
こんにゃくっぽくしてみました。
  

IMG_6079

ちょっと味見〜

ん? わらび餅?ナタデココ?のような食感!?
これはこれで美味しい!けど…
想像していた弾力のある板こんにゃくには なりませんでした… 残念〜〜〜!!

…やわらかすぎたかな?
水の分量を見直してみよう!

2回目

今度は、ぬるま湯の分量を

2500ccから1650ccに変更して

作ってみました。
凝固剤は変えずに

炭酸水素ナトリウム

でいきます!
さあどうかな〜〜?
手順は1回目と一緒で、
仕上げの沸騰したお湯の中へ投入!

…。
あーーーーーー…。

IMG_5824

またブヨブヨしてきちゃいました…。
1回目よりはまとまったけど…

IMG_5977

もっと、こんにゃくらしくできるはず!!

こうなったらやっぱり、

凝固剤 を変えてみることにします!!!
今度こそ!!!!!!!
成功を祈って、再々チャレンジ!! 

回目

凝固剤を
水酸化カルシウム にしてみました。

IMG_6002

「水酸化カルシウム」って
聞きなれませんが、
こんにゃく作りではよく使われているみたい!

気持ちを新たに 芋洗い。

IMG_5882

金たわし が早くて便利ですよ。

そうそう! ゴム手袋は必須!!

生芋に直接手で触れると、かゆくなります!!!

気をつけましょう。
ぬるま湯も 気持ち減らして
1500ccにしてみます。

IMG_5996

凝固剤4gを溶かす水は100cc
(今度は熱湯じゃなくて水で溶けるみたい)

ミキサーに入れて攪拌〜

IMG_6009

ぬるま湯の分量が少ないと
芋がかたまりで残りやすいので
ひたひたに入れましょう!

今度は練り方も変えてみます。
撹拌した芋は大きめのボウルに入れて

IMG_5890

芋が固まっていくので泡だて器で混ぜます。
全部を撹拌出来たら芋をねかします。

IMG_5895

40分間そのまま放置〜

後の作業がしやすいように
凝固剤を水に溶かしておきましょう!

板こんにゃくの型づくりにバットを使います。

バットを水で濡らしておくと
こんにゃくが外しやすくなるので
この間に準備!

40分経過〜

IMG_6113

お〜!いい感じに固まってる
のりかき(かき混ぜてのりのような状態にすること)

IMG_6013

力強く!ガシガシと!
約10分くらい混ぜていると つやが出てきました〜♪

IMG_6016

小学校の工作のときに使っていた
でんぷんのりのように なったら大丈夫!
凝固剤投入〜

IMG_6023

一気に入れましょう。
凝固剤が全体にいきわたるように混ぜます。

IMG_5938

すばやく!←重要ポイント
最初はバラバラしていてゼリーのような感じ
1分くらい混ぜていると
またのりのようになってきました。

練りすぎるとまた バラバラになってしまうので注意!
バットに移し替えて

IMG_6114

ここも
すばやく! 空気を抜くように手で押しながら平らに。

20分放置〜〜
わ〜!ちゃんと固まってる〜!!
適当な大きさに切って…

IMG_6124

沸騰したお湯の中に入れてあく抜きします。

IMG_6131

30分〜40分くらい茹でたら
今度こそ! おいし〜〜いこんにゃくが出来てるはず!!

火を止めてから、
そのまま鍋の中で冷ますと 弾力が出て、
もっとおいしくなるらしい!

さあ、鍋から取り出してみましょう!

IMG_6158

プリっと しっかりした板こんにゃく〜♪

 出来た〜〜〜!!!

三回目でやっと成功!!!!!!

私が目指していた固さにできたのは、
1.芋に対してのぬるま湯の分量を減らし固めにしたこと
2.凝固剤をよりアルカリ度の高い水酸化カルシウムに変えたこと
が良かったんだと思います!

 

試食〜☆

やっぱり作り立てはお刺身

IMG_6133

みずみずしくてプリっとした感じ 伝わってますか〜?
いろいろな味で試しましたよ〜

IMG_6171

塩みかん・岩のり・酢味噌(上段左から)
赤柚子胡椒・生姜醤油・わさび醤油(下段左から)
私はやっぱり オーソドックスな「わさび醤油」が好き♪
朝食には
こんにゃくサラダ♪

IMG_6126

出来立てこんにゃくを生姜醤油につけて ひと晩冷蔵庫に。
お好きな野菜にトッピングして
つけ汁にごま油を加えて、ドレッシング完成〜生姜のつけ汁がしっかり染みていて
パンチが効いた一品になりました♪

市販のこんにゃくと比べると…

みずみずしい! プリッとした食感! 香りが穏やか!

生芋から作る自家製こんにゃく 絶品です☆

そうそう! 1回目の重曹バージョンの
わらび餅のようなコンニャクは
黒蜜ときなこかけて頂きましたよ〜

IMG_6080

これはこれで美味しい! 病みつきになりそうな食感でした

【おさらい】

《材料》

こんにゃく芋 洗った状態で500g
凝固剤(水酸化カルシュウム) 4g
100cc
 
 

《道具》

 
ASSA6799

・包丁 ・まな板 ・ゴム手袋 ・大きめのボウル ・小さめのボウル ・ゴムべら ・泡だて器 ・ミキサー又はおろし金 ・計量カップ ・大きめの鍋(今回は26センチの深鍋使用) ・バット

《手順》

1 芋を洗って一口大に切る←必ずゴム手袋着用
2 50℃のぬるま湯を1500cc準備ミキサーに芋とひたひたになるくらいのぬるま湯を入れ3回くらいに分けて入れ撹拌する。最後残った湯でミキサーを撹拌してきれいにする。
3 撹拌した芋は大きめのボウルに入れ固まりをなくように泡だて器で混ぜておく
4 そのまま40分間置く。
5 この間に小さめのボウルに水と水酸化カルシュウムを入れ溶かしておく。バットも水でぬらしておく。
6 4のこんにゃくを力強く!10分くらい練る(弾力のあるこんにゃくにするにはここの練りが大事!)糸が引きでんぷんのりのような状態になったらOK
7 6に一気に溶かした凝固剤を入れる。すばやく!混ぜる。最初バラバラになるがだんだんまとまってくる。混ぜすぎるとまたバラバラになるので注意!
8 7をバットに入れ空気を抜くように押して平らにする。表面は濡らした手で撫でてきれいにして20分置く。
9 8を適当な大きさにカットして大きめの鍋に沸かしたお湯の中に入れ30分から40分茹でてあく抜きする。
10 時間がきたら火を止めそのまま冷ますと熟成されて弾力のあるこんにゃくになる。

 

【保存について】

茹でた水ごと容器に移し、冷蔵庫で1週間から10日間保存可能。 冷凍すると食感が変化してしまうので注意しましょう!

※オマケ※

他の方法も試してみてください♪

・芋を茹でてからそのゆで汁で撹拌する又はおろし金で擦る方法
・凝固剤を炭酸ナトリウムにする
・ぬるま湯の分量を変えてお好みの固さをみつける
・ゆずなどお好みの食材を入れて変わり種こんにゃくを作ってみる
などなど

こんにゃく作りはもっともっと研究すると 世界が広がりそうです♪
みなさんもぜひ作っみて下さいね!

    banner12

フードメッセンジャー:増田 純代(ますだすみよ)

畑から食卓へ!農業のすばらしさを伝えていきたい!

野菜ソムリエプロ、江戸東京野菜コンシェルジュ・キッズキッチン協会ンインストラクターなどの資格を取得、農家さんとのつながりやキッザニア東京野菜マルシェパビリオン勤務経験から農業体験イベント・キッズ向け料理教室・小学校での食育授業など主にキッズ向けの仕事を得意分野としています。未来の農業を担うであろう子どもたちに農業・野菜の魅力を発信中☆伝統野菜を守り地域の農家さん応援する活動も大切にしています!野菜染め・野菜スタンプワークショップを定期的に開催。野菜の形、色の持つ魅力も伝えています。

RANKING

1

野菜で布を染めてみよう!野菜染め研究

25375

2

生ウコンの食べ方&飲み方〜野菜オタク的ウコン…

7767

3

うがい薬で実験!ビタミンCが多い野菜を調べて…

7399

4

野菜で紙を作ってみよう!

5464

5

黒穂菌?謎の菌菜「マコモダケ」にせまる!収穫…

5290

6

野菜で絵の具を作ってみよう!

5054

7

人気の野菜染め〜第2弾!もっと簡単に染める方…

4424

8

【自由研究テーマ一覧】夏休みは野菜実験!

4259

9

野菜色素の不思議な力〜アントシアニン酸性アル…

2637

10

岡山県からのお仕事≪特設≫おかやま応援TOK…

2297

11

もやしをお家で育ててみよう!

1981

12

片栗粉を作ってジャガイモでんぷん量の比較実験…

1763

13

インスタ映えする“野菜寿司”を作りましょう!…

1750

14

野菜の切り方調査!基本カットから飾り切りまで…

1637

15

ブドウはどの部分が甘い粒?追熟する?糖度実験…

1420

16

病院食で学んだバランスのよい食事体験記

1323

17

カラフル人参大解剖!!生食だけじゃもったいな…

1174

18

ナス <野菜オタク> 野菜辞典 vol.14…

1173

19

大人の夏休み自由研究に!ベビーリーフ徹底解剖…

1153

20

これって野菜?果物?!分類や違いをモヤモヤ整…

1148

WRITERフードメッセンジャー紹介

RANKINGランキング