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野菜オタクが本気で検証!野菜のあれこれ

  1. 和歌山訪問レポート・前編「ファームゆうき」片岡さん

和歌山訪問レポート・前編「ファームゆうき」片岡さん

和歌山県といえば「みかん」!!
生産量全国1位です。  

先日、和歌山県の産地を訪問しました。
その様子を、前編・後編でレポートします!  

前編は「ファームゆうき」さんについてのお話し。
後編は、由良町やミカンの産地をお伝えします。

≫ 後編はこちら      


 

最初に見学させていただいたのは 「ファームゆうき」さん。

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和歌山有機認証協会で、 有機認定を受けている農園さんです。  

こちらがの代表の、片岡かおり さん。  

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すごく笑顔の可愛らしい まっすぐで素敵な女性です!      

「大切な人を美味しい野菜で元気にしたい だから有機農業始めました」 と、片岡さん。    
  7反の畑に、様々な野菜を育ててらっしゃいます。    

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まずはこちらの畑。 トンネルの中をのぞくと…    

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私大好きなパクチー!!!!!  

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葉っぱをちぎって、その場でパクリ。   すっごくいい香りー!!!    

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そして、嫌みな香りじゃなくて食べやすいんです!  
片岡さんのパクチーは 甘みがあって、うま味が強いのが特徴。
口いっぱいにパクチーの風味が広がります。      

育ち方にも特徴が。    

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スーッと立ち上がって生えるパクチーもありますが、 片岡さんのものは地這!!  
横に広がっているのが分かるでしょうか?    

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この育ち方も きっと、美味しさの秘訣なんですね。    
そして、指先のこの穴、 何だと思いますか?  

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これは モグラが根っこを食べてしまった後の 穴なんだそうです!      
パクチーは人参と同じ “セリ科”。  
根っこが人参のように少し太くなります。 実はこのパクチーの根って、 香りが強くておいしいんですよね!!      
モグラが根っこを狙って食べに来るのも、 なんだか納得。  

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隣には同じセリ科の、チャービルがありました。
これもハーブの一種で パセリのように使えます。          
ハウスの方にも案内していただきました。

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中に入ると あったか〜♪  

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温度計を見ると、約30℃。  
ずっとハウスの中に居たいくらい!    

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葉野菜がたくさんです!!  
とってもキレイ!! そして美味しそう〜!!!!    

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みなさんは、 どれが何の野菜かわかりますかー?

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下の写真で、片岡さんが持っているのは スイスチャード。    

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アイスプラントの上に テントウムシを発見!

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てんとう虫は、 アブラムシを食べてくれる私たちの味方ですね。  
こういう虫たちに出会えるのも、 有機栽培ならでは!      
こちらはリーフレタスのレッド。  

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このレタスは、カキチシャの仲間で、 葉っぱを1枚づつかきながら収穫していきます。  
10月くらいから植えて、収穫しながら 軸がこんな風に成長していきます。  

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こちらはハーブの一種、ディル。

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きれいなグリーンのリーフレタス

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ハウスの中には他に、 イタリアンパセリや、チャービル、パクチー などなども!    

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話しはのらぼう菜に。   「
私、のらぼう菜大好きなんです!!」
意気投合!   「あっちの畑に植わってます♪」

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ぜひ見せてください〜!       と。 その前に、倉庫の中を見学。  
黒いポットは、スペアミントの苗です。

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種とりから育てて、 ここまで来るのに2年くらいかかってるそうです!          
堆肥も見せていただきました。   もみ殻・大豆・米ぬか・くず野菜など 植物性のもののみで、 ご自身で作られています。  

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なんだか堆肥まで 女性らしくて美しい!

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そして、のらぼう菜の畑へ!!

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みなさんは「のらぼう菜」って 知っていますか?  
これは、菜花のひとつで 特に関東では 春を告げる野菜として親しまれています。  

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“江戸東京野菜” のひとつであるのらぼう菜は 東京のあきる野市、
五日市市などで栽培されていて、 江戸時代、飢饉から人々を救ったと言われています。

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のらぼう菜は、何と言っても美味しい!!!  
一般的な菜花に比べると 断然柔らかく、甘みが強いんです。  
そして変な癖もなく、 春のうま味たっぷり♪

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もうすぐ収穫期を迎えます! 待ち遠しい〜!!  
のらぼう菜、食べ方は菜の花と同じなので 出会ったらぜひ食べてみてくださいね〜♪  

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最後にもうひとつの畑へ。    
さてコチラの葉っぱ。 何の野菜か分かりますか〜?    

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5月くらいに収穫されます。  
これも私、大好きな野菜! ソラマメです!!  
見えますか?! 少し花芽もついてきてます!  

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こちらの畑には、草がたくさん。  
いまは、ソラマメの草丈より 雑草のほうが低いので 草取りの必要はないそうです。  

「この草たちは、未来への貯金」 と、片岡さん。  

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将来この草は枯れて有機物になり、 それをすきこんで土に戻す。  
それに、土の素肌が出ていると、 土中の微生物も死んじゃうことも。    

  「草もすべて、ここに必要なものが出てきているだけ」  

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なんて素敵なお話しー!!!      
ソラマメ畑の草の上は、 なんだかポカポカで、 とっても気持ちよかったです♪  

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どんな基準で 育てる野菜を選んでいるか聞いてみました。      

「自分が食べたいもの!美味しいと思ったもの!」 と、とびきりの笑顔。  
「農業をやっていて、やっぱり食べている時が一番楽しい!」   そして、“天職” とおっしゃいます。  

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本当に、畑に居る片岡さんは イキイキしていて、 すごく輝いています!      
もともと乗馬インストラクターだそうで 「畑に馬、飼います!」と(笑)    

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素敵な女性に出会うことができました♪    
  「ファームゆうき」の片岡さん、 本当にありがとうございました!!  

お土産のパクチーとのらちゃん菜、 とっても美味しかったです♪ ありがとうございましたー!!      

【和歌山訪問レポート・後編】へ続く。。。

≫ 後編はこちら

 

 

 

 

 

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フードメッセンジャー:藤田 久美子(ふじたくみこ)

野菜ソムリエ

食のオタクの力で食育機会を作り、世界を健康に!

大人&こどもへの食育、イベント企画や運営、講師など、人前でお話しすることが好き♪販売やPRプロモーションなど、お客様とのコミュニケーションも得意です!野菜でパーティー会場装飾「ベジデコ」も行います

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