食べ方
梅ジュースの作り方
6月の終わり。梅雨真っ只中。 日に日に暑さも増してきたこの時期に飲みたいのが、甘酸っぱい梅ジュース。 市販のものもいいけれど、添加物なし混ざり気なしの梅ジュースが簡単に手作りできたら安心ですよね。 我が家では手作りの梅シロップで作った梅ジュースを、飲んでは作り、なくなりそうになったらまた作り。 この梅の手仕事は毎年恒例の楽しみのひとつになっています。 はじめまして。 365マーケットスタッフのマキコです。 これから365マーケットでコラボさせていただく農産物のあれこれを、いち女性の目線でご紹介できたらと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。 さて、第一回目にご紹介するのは、やっぱり「梅シロップ」! 数あるレシピのなかから試してみて、一番作りやすかった方法をご紹介します。 材料も作り方もとてもシンプルです。
○梅…1kg ○氷砂糖…350g ○上白糖…300g ○ビン(フタが密封できるもの) ○爪楊枝か竹串 材料はこれだけです。 今回使用したのは氷砂糖と上白糖ですが、最初に載せている写真の梅ジュースは、きび砂糖700gで作ったもの。やさしい甘さに仕上がりました。 砂糖の種類を変えてみたり、分量や配合を変えてみたり。 自分好みの味を探究できるのも手作りならではの楽しみですよね。 では早速とりかかります。
梅は傷をつけないように、やさしく丁寧に水洗いします。
爪楊枝でヘタをとり、水気をよく拭いて。 ヘタをとった穴の中も忘れずに。 密封できるビニール袋に入れてひと晩冷凍庫へ。 これで冷凍梅の準備は完了です。
今年は森本農園さんから梅をわけていただきました。 ご覧のとおり、森本農園さんの梅はひと粒ひと粒が大きくてふっくらしています。 この立派な梅4kgを1kgずつ小分けにして、冷凍保存しました。 冷凍庫はパンパンですが、こうしてまとめて処理しておくといつでもササッと作ることができるんです。
熱湯殺菌したビンに、梅・砂糖・梅・砂糖と交互に入れ、冷暗所におきます。 私は漬けてから2・3日後、冷蔵庫の野菜室に入れてしまいますので、野菜室もパンパンです(笑)
ここでひとつ注意点。 冷凍せずに生の青梅を使うときは、必ずアク抜きしてくださいね。 3時間ほど水に浸ければ大丈夫。 以前、買ってきた青梅をそのまま漬けたら、渋味が少し残ってしまいました…。 ひと晩冷凍するか、アク抜きするか。 このひと手間でおいしさはグッと変わってきます。 漬けはじめてからは毎日様子を見て、梅と砂糖が混ざるように、ビンごとゴロゴロ揺すってくださいね。
だいたい2週間ほどで砂糖が溶けきって、梅シロップの完成です。 熱湯殺菌した保存容器に梅シロップだけを入れ替えて、冷蔵庫で保存してください。 漬けた梅も有効活用していきます。こちらは次回のお楽しみです☆ こうして完成した梅シロップを水や炭酸水で割れば、スッキリ爽やか、梅の香りいっぱいの梅ジュースのできあがり。 「んっーーー、甘酸っぱくておいしいっ!!」
梅雨、そして、これからやってくる夏に向けて。 手作りならではの甘酸っぱい梅ジュース、オススメです。 スーパーなどで生梅をみかけたら、一度はぜひ試してみてくださいね。
フードメッセンジャー:サンロクゴ マーケット(さんろくごまーけっと)
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