健康
菜花の食べ比べ
こんにちは!アクティブ野菜ソムリエの森加奈子です。
毎週末、飲食店の定休日を借りて野菜・果物中心のカフェ食堂を営業しています。
お店は人形町にあります!詳しくは、Facebookページを是非チェックしてくださいっ!
野菜ソムリエの定休日食堂 育hagukumi>>https://www.facebook.com/t.k.b.shokudou/
新鮮な野菜や珍しい野菜、農家さんのこだわりが詰まった野菜をお客様に知って食べてもらうために、自ら畑へ行き収穫してきたり、マルシェへ買いだしに行っています。
先週末は、青山Famer's Marketで数種類の菜花とご縁があったので、菜花の食べ比べをオススメでご用意しました。スーパーなどでお見掛けする「菜の花」は菜の花用に品種改良されたものらしいのですが
「菜花」はアブラナ科の植物の若芽の総称で、アブラナ科野菜はすべて菜花になります。
アブラナ科の野菜ってたくさんあります。キャベツ、カブ、白菜、小松菜、チンゲン菜、大根などなど…。
これら全て菜花になります。育て続けるとこのように花を咲かせます。
野菜ソムリエの定休日食堂でもお世話になっている練馬区の加藤農場さんでは蜂のために収穫期が過ぎたアブラナ科の野菜の菜の花畑があります。
なかなかスーパーでは何種類もの菜花をお見掛けすることはありませんがこの時期、マルシェに行くと数種類の菜花に出会えます。
今回はこの4種類をお客様に食べ比べていただきました。
◆東京カブの菜花◆
葉や茎も、しっかりカブの味!葉はギザギザで、花芽も割と固めでした
◆紫小松菜の菜花◆
小松菜独特のえぐみが多少あって、葉もしっかりしていました。花芽よりも葉を食べるという感じ
◆ちぢみ白菜の菜花◆
甘味があってさっぱりな味、葉は薄く柔らかいで茎は太め
◆紅菜苔(中国野菜)◆
クセがなく、茎はほのかな甘味がありました。葉は少なく茎を食べるという感じ
菜花を料理に使うと食卓が華やかになりますよね♪
野菜ソムリエ森加奈子の菜花のおススメの食べ方をご紹介します!
まずは茹で方のポイント!!
茎、葉、穂先に分け、熱湯にまずは茎のみ。時間差で穂先、葉を茹でます。
葉や穂先はさっとくぐらせる程度。茹でたら我が家は冷水にとらずに広げて粗熱をとります。
このほうが、菜の花の繊細な香りや苦味が残る気がします。
今回は生ハムと切干大根のマリネにしてみました。生ハムの塩見でさっぱり食べられるように、少々の塩レモンとりんご酢、オリーブオイルで。
そしてこれからブームの予感?サンドらず(サンドしないサンドイッチ)左:生ハム入り白菜菜花のマスタードコールスローサンドらず
真ん中:キャロットラぺと紅菜苔のサンドらず
右:カブ菜花とローストビーフのワサビマヨポテトサンドらず
ピクニックに行きたくなっちゃいます。
すこしずつ暖かくなり春めいてきましたね♪
冬は寒さで内臓の動きが悪くなったり、新陳代謝も落ちてしまうのでどんなに気を付けていても老廃物や毒素が溜まりやすいそうです。
暖かい春を元気に過ごすために、溜まった老廃物をまずは上手に出してあげましょう。
菜花を始めとする春野菜がもつ苦みや強い香り「植物性のアルカノイド」は、腎臓の濾過機能をあげて体内のデトックスを助けてくれます。 菜花の他にもふきのとうや、ウド、アスパラガスなど。
春の芽吹きのエネルギーももらえるので、是非この時期は芽のもの積極的に摂って体内をキレイに!
野菜や果物の力を借りて今日も元気にお過ごしください!
◇◆森加奈子◆◇
アクティブ野菜ソムリエ・アンチエイジングアドバイザー・調理師
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EJ JUICE&SOUP>>http://e–j.jp/
日本野菜ソムリエ協会公式HP>>http://www.vege-fru.com/
フードメッセンジャー:豊岡 加奈子(とよおか かなこ)
調理師
野菜と人をつなぎ、身体も心も整える野菜ソムリエ・重ね煮料理家です!
野菜を中心とした料理や、身体と心を整える「重ね煮」料理の料理教室を開催しています。野菜がたくさん摂れるメニュー、日々の調理が時短になる料理法、つくりおきをお伝えしています。 大学で農業を専攻していたこともあり、現在も生産地を訪れ農作業を体験し、野菜・果物が命であることを感じれるようにしています。産地レポートや野菜・果物の情報発信、店頭でのPRも得意です。 作り手の想い、野菜・果物の魅力を伝えることで、食べる人、作る人どちらも、心が豊かになるよう心がけています。