健康
斎藤農園 土をめぐるドラマ前篇 「土がおいしい!」
はじめまして! フードメッセンジャーの田上有香です。
先月から安部さんと貞包さんが詳しくレポートして下さっている斎藤農園のこと。回を重ねるごとに皆様きっと、斎藤農園の野菜を食べてみたい!斎藤完一さんの笑顔に会いたい!そう思っていらっしゃるんではないでしょうか?!
斎藤完一さんってどんな人?
そうですね……完一さんをひとことで表すなら、
土を耕すエバンジェリスト(伝道者)でしょうか。
完一さんと お話しすると、今まで曖昧だったものがクリアに見えてくるから不思議です。
最初に完一さんは畑と土を、会社と社員に例えて説明して下さいました。
社員にプレッシャーを与えて儲ける効率だけ優先していては、皆やる気を失くし、会社は良い組織として機能しません。社員を大事にしてこそ全体のパフォーマンスが上がり、良い結果を出せるのです。農業もまったく同じで、土のプレッシャーになる化成肥料に偏ったり、土壌消毒剤などを与え続けていては、野菜は本来の力が発揮できなくなるんですね。
肝心なのは土を大事にすること。つまり土の中に生きる微生物を大事にすることなんだと完一さんは言います。
だから有機肥料にこだわり健康な土を作り続ける完一さん。健康な土の中、本来持つめいっぱいのチカラで育った野菜だから美味しい。微生物の生きる熱がじかに感じられる完一さんの堆肥場で酵素温浴しながら、ぬくぬくとそんなお話を聞きました。
斎藤農園の土は、完一さんが大切に育てた社員、いえ、子供や孫みたいなもの。 なので掘ったばかりの土付きの野菜を、「だいじょうぶ、土ごと食べて!」…と薦めることが出来るんです、自信満々で!
完一さんの土作りを知っているから、そんな完一さんの野菜だから、安心して土ごと丸かじりできる!
美味しいって、こういうことなんだなぁ♪……そうハッキリ感じた斎藤農園の1日でした。
フードメッセンジャー:サンロクゴ マーケット(さんろくごまーけっと)
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