生産者・生産風景
枝豆は、枝付きがおすすめ!
こんにちは。フードメッセンジャーで野菜ソムリエの安部加代子です。
そろそろ夏本番か。梅雨っぽくないお天気の日もありますね。
先日畑にいってきました〜横浜市内ですが、こんな風景もあるんですよ♪
枝豆畑。ほかにもいろいろなお野菜がありました♪こちらはズッキーニ。
夏といえば、やっぱり枝豆とビール!めっちゃ定番ですが。
もちろん食べたときの味のマッチングも最高ですが、栄養価てきにも理由があるんです。
枝豆のタンパク質に含まれている成分メチオニン。
体内で作ることが出来ず、食物から摂取する必要がある必須アミノ酸の1つです。
これが、ビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促す作用もあるそうです。
また、しじみに含まれていることで有名なオルニチンも豊富。肝臓機能の回復や疲労回復機能の作用が高いとされています。
そんな枝豆ですが、最近お店でも色々な形で販売されていますよね。
たとえば、袋入り、枝付き、根付きなど・・・・
一番おいしいのは、やはり収穫してすぐのもの!
枝豆は、呼吸が旺盛なので、収穫後すぐに茹でたり、冷凍保存がおすすめ。
そして、こんなデータもあります。
ポリ袋にいれて密封。20℃で、2日置いたときにの糖分、アミノ酸の変化について。
莢だけ・・・糖分、アミノ酸 ほぼ半減
枝・葉つき・・・糖分2/3以上、アミノ酸ほぼ100%
枝、葉、根つき・・・両方ともほぼ100%
大根などは、葉がついていると栄養とられちゃうけど、こちらはなるべくそのまま保存がいいんです!
確かに、枝についていると莢をとるのが大変だけど、これは見逃せません!
そして 貯蔵温度 は 0℃ が最適なんですよ。
お店で枝、葉、根つきがあればぜひ選んでくださいね!
でもついたものがなくても、こんなパッケージのものも増えています。
このマークが目印。
P-プラス®は、特殊加工により、酸素の透過量の調整を行うフィルムです。
それぞれの青果物に関する豊富なデータをもとに、野菜や果物に最適な状態にコントロールしています。
最適な状態とはいろいろありますが、呼吸旺盛な枝豆を”冬眠状態”にして、栄養価などを下げないようにしているんです。
野菜そのものを見るのも大切ですが、こういったところも見逃せないポイントです!
★安部加代子 Blog>> http://ameblo.jp/kogayo-vege
アクティブ野菜ソムリエ・ベジフルカッティングスペシャリスト・ヘルスフードカウンセラー
日本野菜ソムリエ認定料理教室 『Kayo’s Vegetable Laboratory』主宰
日本野菜ソムリエ協会公式HP>> http://www.vege-fru.com/
フードメッセンジャー:サンロクゴ マーケット(さんろくごまーけっと)
365market