生産者・生産風景
大粒シャインマスカットの秘密
こんにちは!フードメッセンジャー 畑大っっ好き 野菜ソムリエの森加奈子です。
先日、山梨県南アルプス市の果樹農家さんのところへ行ってきました。
今回、収穫させていただいたのは シャインマスカット
シャインマスカットは、皮ごと食べられる品種で
皮にも渋みがなく、酸味もほとんどなくて、甘みが強く食べやすいです♪
今回 訪問した生産者さんのシャインマスカットは、とっても大きい!
枝を押さえて、はさみで切るのですが切ったとたん重みがずっしり‼
かなり大きいっ‼
私の顔と同じくらいの大きさでした!
片手で持つのが大変なくらいの重みでした(>_<)
粒一つ一つもとっても大粒です。
大粒を作るためのポイントのひとつでもある ぶどうの摘果 について教えていただいてきました。
摘果 を初めて聞いた方は、前回の記事をもご覧ください。
量より質の美味しい秘密(摘果について)は コチラ
ブドウは1本の樹から枝が何本も伸びています。
1本の枝から1房だけ残して摘果するそうです。
これを 摘房(てきほう)とも言います。
そして今回、私も初めて知ったのですが、 摘粒(てきりゅう)もするのだそうです。
先ほどの収穫している写真で私が、持っている部分。
ここもよーーーーくみると粒を切り落とした跡があります。
黄色い矢印で示している部分です。
袋がかかっているとこから、実が着き始めているので
袋の上の部分はすべて 摘粒 しています。
実のついている房の部分も、実が押し合ってしまわないように 摘粒 しているのだそうです。
6割くらいの果粒を間引くのだそうです。
この 摘粒 をしなければ、2倍くらいの大きすぎるシャインマスカットができ果粒もいーーーぱい付きますが、
一粒一粒が大きくて、味の良いものをつくるにはやはり摘粒は欠かせない作業だそうです。
摘房や摘粒は、ほとんどのぶどう栽培で行われている作業です。
スーパーやマルシェなどで ぶどう を買うとき、ちょこっと思い出していただけたら嬉しいです。
野菜や果物の力を借りて今日も元気にお過ごしください!
◇◆森加奈子◆◇
アクティブ野菜ソムリエ・アンチエイジングアドバイザー・調理師
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フードメッセンジャー:豊岡 加奈子(とよおか かなこ)
調理師
野菜と人をつなぎ、身体も心も整える野菜ソムリエ・重ね煮料理家です!
野菜を中心とした料理や、身体と心を整える「重ね煮」料理の料理教室を開催しています。野菜がたくさん摂れるメニュー、日々の調理が時短になる料理法、つくりおきをお伝えしています。 大学で農業を専攻していたこともあり、現在も生産地を訪れ農作業を体験し、野菜・果物が命であることを感じれるようにしています。産地レポートや野菜・果物の情報発信、店頭でのPRも得意です。 作り手の想い、野菜・果物の魅力を伝えることで、食べる人、作る人どちらも、心が豊かになるよう心がけています。