食べ方
梅ジャムの作り方
今年はたくさん作った梅シロップ。 作ったはいいけれど、漬けた梅の実はどうしよう。捨ててしまうのはもったいないし、これ全部そのまま食べるのはちょっとしんどいなぁ…。 なんて思うことはありません。 梅シロップ作りは、むしろ下準備だったんです! こんにちは。 365マーケットスタッフのマキコです。 今回は梅シロップのときに漬けた梅を余すところなく使った、手作り「梅ジャム」のご紹介です。 すでにシロップ漬になっている状態の梅だから、短時間でおいしいジャムが作れます。
材料です。
○漬けた梅…1kg分
○グラニュー糖…100〜500g
○水…適量
○鍋
○ヘラ
○保存ビン
砂糖の種類と分量はお好みで。
梅の糖度も様々ですし、途中で味をみつつ自分好みの甘さのジャムに仕上げていく。この楽しさが手作りの醍醐味ですよね。 私は酸っぱいくらいのジャムにしたいので、砂糖の分量は「梅シロップ+梅ジャム=900g」を目安にしています。市販のジャムよりかなり控えめの分量ですが、甘過ぎない方が毎日いっぱい食べられるし、料理にも使えるからとっても重宝します。 ではとりかかります。 鍋に梅を入れ、ひたひたになるくらいに水を足します。
アクを取りながら弱火で煮ること10分ほど。ヘラで潰せる柔らかさになったら、いったん火を止めて。種だけを取り出していきます。
この作業だけが手間ですけれど、のんびり好きな音楽でも聴きながら。急ぐことはありません。
種を全て取ったら味をみて。 今回は完熟の梅を使ったので甘味がけっこうありました。私は酸っぱい梅ジャムに仕上げたいので、追加したグラニュー糖は100g。弱火で丁寧にアクを取りながら、かき混ぜ続けて煮ていきます。粘度が高くなってはねやすいので充分気をつけてくださいね。 そろそろ完成が近づいてきました。
火を止めるタイミングは、ちょっとゆるいかなと思うところ。冷めると固くなるので、一歩手前のタイミングで止めておくと丁度いいと思います。 さぁこれで手作り梅ジャムの完成です! 今回は480gのジャムができました。
煮沸殺菌したビンを用意して、熱いうちにジャムを詰めていきます。 こんなふうに小さなビンに詰めれば、おすそ分けにもぴったりです。 手前は今回作った梅ジャム。完熟した梅を使ったので鮮やかなオレンジ色に仕上がりました。奥のジャムは青梅で作ったものです。若葉色のやさしい色で、完熟梅ジャムより爽やかな風味。
甘さ控えめに仕上げれば、料理やちょっとしたおつまみにも使えます。ソーセージに添えればジャムとは思えないほどリッチなソースに大変身。黒こしょうを効かせてもいいですよ。
私は毎朝このジャムをたっぷりヨーグルトに入れて食べています。 「梅ジャム、うめぇ〜!」 …こんなくだらないダジャレが飛び出してしまうほど、おいしいジャムに仕上がりました(笑)
梅雨明けまではもう少し。 梅の手仕事、はじめてみませんか?
フードメッセンジャー:サンロクゴ マーケット(さんろくごまーけっと)
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